美都町へ行こう!

美しい都、美都町。国道191号が走る、山陰・山陽かけ橋の町。 一体どんなお宝があるのだろう。宝探しの始まり、始まり。                                                                          ★「匹見町へ行こう!」の妹ブログです

2021年01月


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こ、これは!

小学校の図画工作を思い出す光景。懐かしい。そして、ほのぼの。


益田市美都町、東仙道公民館さんからのご紹介で竹細工作りの会場にお邪魔しております。


目下、竹細工のアイテムとなる竹ひご作りに「全集中!」のみなさん。会話少なに、手先に集中されています。


地域をまわると、ときどき納屋の軒下などに、「とんのす」(鳥の巣、に似ていることから。ランドセルのように背負って農作業時に活用されていた)がぶら下がる光景と出合うことがあります。
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かつては農閑期の仕事として、竹を使って農具が作られていたとのこと。


話を戻します。
東仙道地区には竹細工作りに長けた方がいらっしゃったご縁で、10年以上前から、その方のご指導で毎年この時期に、竹細工作りが行われてきたとのこと。
これまで、ざるやかご、さといもの洗いかごなどテーマを決めて作ってきたそうです。


竹細工作りは、竹の調達から始まります。
竹ならなんでもいい、というものではなく、竹細工に合う真竹(まだけ)の中でも節がまっすぐなもので、「3年選手」を選ぶとのこと。
専門職の方などは、たけのこが地上に現れた時点で「誕生日」を記録し、来る伐採時期に備える方もいらっしゃるとのこと。


この日は、野村公民館長さんを含む地域住民8名が、数日前に伐採した真竹をのこぎりで適度な長さに切った後、竹細工用の包丁(土佐刃物)を使って、たけひごを作っていきます。土佐刃物は、刃こぼれが少なく細工がしやすく安全。最適な道具を使う。これ、すべての事に通じるお話かと。Kさんのお話に、聞き入ってしまいました。


「天然素材で水切れもよく、プラスチックにはない良さがある」と皆さん、竹細工を絶賛。
プラスチックや金属製の用具もなかった頃の、生活の知恵ですね。


竹細工作りは今日、明日と2日間。
手を動かしつつ、みんなで「あがー、こがー」とやりとりしながら作業をされています。
完成が楽しみですね!


島根県内では、津和野町や出雲市多伎町でも竹細工をされるグループがあるそうです。知らなかったー。

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栓を抜き、コップに注ぐと、瓶と同じような深茶色。
一口飲むと、深く、そして甘いコクが押し寄せる。
ビール特有の苦みは、ない。
ゆずの味は感じられなかったが、素直に「飲みやすく美味しい」。
そう感じられた。

益田市美都産のゆずを使用した
クラフトビール。
その名も『イングリッシュブラウンエール』。

昨夕、道の駅サンエイトみとさんで、初購入。

注意書きを読むまで知らなかったのだが
益田市美都柚子産地づくり推進協議会さんと
キヌヤさんのオリジナル商品とのこと。
製造は、石見麦酒さん。

よくよく表ラベルを見つめると黄色で
印字してあった。
ファンヒーターにあたりながらの、極上の一杯。
1本550円(税込)

明けましておめでとうございます。

「辛丑」を前に

2020年。
「庚子」は、コロナに始まりコロナに終わる「大変」な1年でした。

私自身、匹見に加え美都でもお仕事をさせていただくという
「大」きな「変」化となりました。

新たな人間関係、仕事環境の変化など、戸惑いは尽きませんでしたが、
皆さんから温かく迎えていただき、感謝です。

コロナ禍と活動エリアの拡大もあり、
リモートワークを取り入れました。
予定していた事業を縮小・中止せざるを得ない中、
「今できること」を模索し、試行した1年でした。

今年はどんな一年になるだろう。
様々な思いは渦巻くのですが、
とにもかくにも「今ここ」に全集中する。
そんな「辛丑」(2月3日~)にしていきたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

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