美都町へ行こう!

美しい都、美都町。国道191号が走る、山陰・山陽かけ橋の町。 一体どんなお宝があるのだろう。宝探しの始まり、始まり。                                                                          ★「匹見町へ行こう!」の妹ブログです

カテゴリ: 健康づくり



益田市美都町内で定期的に行われている
「もっと・ずっと・元気に暮らそうツアー」。


このツアーは、バランスの良い食事をとり、健康に関する知識を得て、お買い物を楽しむ、という一連の取り組みを通じて、高齢者の生活を支える目的で実施されています。


2週間ほど前のことになりますが、美都町の三谷地区の高齢者を対象に行われたツアーに同行させていただいたのですが、なかでも、美都学校給食調理場で作られた給食を食べる取り組みは是非、匹見でも実現したいと強く思いました。
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給食を食べる取り組みは学校内を会場に行われており、この日は東仙道小学校の一室が会場になりました。


美都学校給食調理場では、美都(都茂小、東仙道小、美都中学校)と匹見(匹見小学校、匹見中学校)の小中学校の児童と学生あわせて170食分の給食を毎日作られています。


給食前に設けられた栄養士さんのお話が非常にタメになりました。
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美都学校給食共同調理場では、
170食分という食数であるからこそ、冷凍物は使わず野菜も手で切り、ホワイトソースも手作りするなど、手間暇かけた献立ができるとのこと。
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また食材は、新鮮で栄養価の高い地元食材を使うことに力を入れ、画一的でない献立を作り、食感や香り、味わいなど五感を大切にしているとのこと。


その思いを受け止めるかのように、残飯はほとんどないそうです。


児童や生徒の立場からすれば、給食の作り手が分かる安心感、地域のことを知るきっかけや理解、興味関心が高まり、食文化への理解も深まます。


 地域にとっても、生き甲斐や生産意欲の向上、健康づくり、経済の活性化につながるとのこと。


食材を提供する「あったか市」生産者組合給食部会では、毎月集まって、いつ、誰が、どんな食材をどれだけ提供できるか話し合いの場を持たれているとのこと。


何を隠そう、私の小学生時代の夢は、給食のおばちゃんでした。給食を食べたいばかりに、学校の先生になろうかと考えたこともあったほど。


このツアーへの参加動機は、「給食が食べられること」でしたが
美都学校給食共同調理場が、美都だけでなく匹見の子どもたちの給食も作る拠点であることや、地域食材にこだわられている点、郷土教育にもつながる点など、すばらしい取り組みをされていることを知りました。
これは!!!是非、匹見の住民の方にも給食を食べていただける機会を作りたい!、と強く思ったのです。


現在、美都で実施されているツアーは
・栄養士さんのお話
・給食
・健康教室
・町内商店で買い物
がセットになっているのですが


・栄養士さんのお話
・給食
この2点について
匹見小・中学校を会場に実施したい!


そう思っているのです。


久しぶりに熱量高くお伝えしましたが
これは是非とも!です。


#美都学校給食共同調理場
#益田市美都町
#東仙道小学校
#給食
#ヒキミト

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益田市美都町の美都温泉「湯元館」では、
温泉入浴と運動との掛け合わせにより身心ともに健康になってもらおうと、
廣瀬眞寿美さんを講師に迎え、「温泉
De ピラティス」が毎月2回開催されています。


ピラティスはインナーマッスルを鍛え、強い体幹をつくるのにピッタリな運動、とのこと。


参加した友人の話では、翌日以降、筋肉痛があったようで、1時間あまりの運動で、かなり効果があると思われます。

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定員10名。温泉の無料券もついて700円。
ヨガマット(バスタオル)、飲み物、温泉入浴される方は着替えなどもお持ちください。


次回は2月22日、3月8日、22日の予定です。

ご興味ある方はお電話でお申し込みください。

 

美都温泉 0856-52―2100

定休:水曜、営業8時~21時

 
#masudashi
#益田市
#美都温泉「湯元館」
#ピラティス
#ヒキミト

 

匹見プラスで美都でもお仕事がスタートし

丸3ヶ月が経とうとしている。

 

美都はまだまだ未知の土地だ。

 

そんな中

現在は美都総合支所にお勤めで

過去には

匹見総合支所で一緒にお仕事させていただいたこともある

保健師の吉田眞由美さんからお声がかかった。

 

美都地域をあちこち回りながら

自身の健康を意識し実践へと促し、健康寿命を延ばす

そんな「もっと・ずっと・元気に暮らそうツアー」へのお誘い。

 

とても健康的な生活を送っているとはいえない石橋にとって

美都を知り、自身の健康にも目を向ける

一石二鳥の機会になった。

 

6月23日。

待ち合わせの美都温泉に向かう。

 

11時40分。一台の白いバンが駐車場に停まった。

吉田さんと

益田市社会福祉協議会の生活支援コーディネーターの田村めぐみさんが

バンから荷物を持ち出し、美都温泉に隣接するお食事処「ゆずのき」へ。

田村さんは、自称ヒトミシリ、らしいが

そんなふうにはミエナイ!ぞ。

 

この日の日中気温は30℃近くを記録。

でもマスクは外せない。暑い。

 

クーラーの効いた和室へ入る。

前日夕方、お二人で仕上げたという横断幕。

テープで角を留めていく。

時間が刻々と迫っている。慌ただしく準備が進む。

 

美都地域でも高齢化率があがり

一人で食事をする方々が増える中

益田市内で先駆けて、このツアーが試験的に行われているというわけだ。

 

昨年12月以降、毎月1回のペースで開かれてきたこのツアーは

美都中学校で生徒と一緒に栄養バランスの良い給食を食べながら交流したり

保健師の吉田さんから食事の話を聞いたり体操の指導を受けたり

地域のスーパーに立ち寄って買い物をする、という行程。

 

新型コロナウイルスの影響で

3月以降、ツアーは中止されていたが

自粛規制が解けたのを受け、再開の運びに。

 

 

12時にツアーがスタート。

高齢者の方をはじめ、社協、特別養護老人ホーム「美寿苑(みとしえん)」の職員さんと栄養士さん、美都総合支所の職員さんらも参加。

 

久しぶりの再会とあって、参加者の皆さんの顔はほころんでいた。

 

このたび参加された高齢者の方は

美寿苑さんが主宰されている高齢者サロン「暖暖(だんだん)茶の間」に

集っている方々。

 

だんだん、というと出雲弁で「ありがとう」。

という意味ではなかった。

 

美寿苑さんでは

地域の皆さんが住み慣れた地域で元気に過ごせるようにと

平成28年9月にこのサロンを立ち上げられ

毎週1回のペースで、健康チェックや百歳体操、昼食をはさんで交流の機会を

設けておられるそうだ。

 

後で吉田さんから教えてもらったのだが

いま益田市内で普及している百歳体操。

コチラの美寿苑は美都地域では1号だったらしい。

 

美都は健康づくりの推進地域、というわけだ。

 

 

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ツアー冒頭

吉田さんから「一番大切なのは日々の体づくり」だと。

そのためには

「バランスの良い食事」「適度な運動」「良質な睡眠」が大切であると。

 

食事は「皿(数)をそろえる」ことが大切で

主菜、副菜、たんぱく質など毎に皿をそろえていくのがコツらしい。

 

また

水分補給を1日コップ8杯分(1,5りっとるに相当)摂るのを推奨。

 

自身を振り返る。

最近炭酸水を飲んでるけど、珈琲のほうが量が多いかも。

珈琲は体内の水分を奪うため(たしか)

水分補給にはカウントされないはず。

 

吉田さん、こまめに水分摂るように気を付けます!

ファイト!私。

 

 

12時40分。

ゆずのきの料理長さんが腕を振るわれた料理が次々と運ばれていく。

 

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メイン料理は、肉―――――。

鶏の唐揚げが5~6個、鎮座しているじゃないですかー。感動!

 

最近のルーティーンで、まずは野菜を完食してから、のお肉。

きれいに平らげた。

栄養バランスもしっかり考えられたメニュー。

私の血肉になってくれよーー。

 

あとで料理長さんご本人から伺ったのだが、ゆずエキスが入っていたとのこと。

暑い季節にはピッタリの果汁入り唐揚げ。

食い気が勝って、ゆずエキスの存在に気づかず。

スミマセン。もっと味わう時間が必要だった。

 

その後は昼寝。と行きたいところだが、そうはさせてくれない。

 

温泉内の広い和室へ移動するとパイプ椅子が整然と並んでいる。

部屋には赤いポロシャツを着た

運動バリバリできますオーラが漂う女性がお出迎え。

太陽フィットネス勤務のSさん。

 

親しみやすい性格で初対面とは思えない気安さで

参加者との距離がぐっと縮まった。

 

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基本、パイプ椅子に座った状態での体操で

軽くできるわ!と高をくくっていたが

なんのなんの、日頃声を発しない筋肉のあちこちから

悲鳴が伝わってくる。

 

足を動かしながら、右手と左手で違う動きを求められたり

頭も身体も混乱気味。

 

あっという間の一時間だったが

その夜、本当に久しぶりの爆睡の時を得た。

身体は正直なのだった。

 

ツアーの最後は

美都総合支所近くにある

「Yショップ JAしまねラーバン店」でお買い物。

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店頭では、ゼリーの詰め放題など趣向を凝らしてお客様をもてなしてくださった。

 

私は、黒豆とケチャップを買う。

こうみえて(どうみえて?)石橋は人知れず、料理もしている。

 

500円以上買ったところ、お玉ですくったピンポンボールの数だけ

生卵のプレゼント、という

非常にうれしいサプライズもあった。

 

そんなこんなで予定されていた3時間の行程はあっという間に

終了。

 

 

各施設、各人の強みをつなげ

合わせ技にした「もっと・ずっと・元気に暮らそうツアー」。

 

吉田さんや田村さんが入念な事前準備をされ

関係各位が同じ目的に向かって協力し、実践されているからこそ

このツアーはうまくいっているのだと感じた。

 

 

「良いことはコピペしよう」がモットーの石橋は

益田市内の各所にも

美都で生まれた健康づくりの取り組みが広がることを願う。

#益田市美都町#健康づくり#
もっと・ずっと・元気に暮らそうツアー#ヒキミトコーディネーター#まちづくり

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