美都町へ行こう!

美しい都、美都町。国道191号が走る、山陰・山陽かけ橋の町。 一体どんなお宝があるのだろう。宝探しの始まり、始まり。                                                                          ★「匹見町へ行こう!」の妹ブログです

タグ:美都町

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キツネです。コンちゃんと言います。

 


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益田市で唯一紙漉き作業が行われている
同市美都町都茂の「大久保広兼石州和紙資料館」に
可愛い珍客がときどき「来館」しています。



資料館を運営している広兼重継さん・紀子(としこ)さん夫婦の前に
初めて姿を現したのは1年ほど前のこと。


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一切れのちくわを投げやったところ、少しずつ関係性が深まり
今では2メートルぐらい近づいても逃げなくなりました。

広兼さん夫婦は「コンちゃん」と名付け
愛犬のドッグフードを空の炊飯器に入れてやったところ
一定の距離を保ちつつ食べるように。


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4月23日。広兼さん夫婦が人里離れた山深い場所にある資料館を訪れ
和紙原料となるミツマタの黒皮をはぎとる作業を行っていたところ

どこからともなくコンちゃんが姿を現し
まるで餌をおねだりする犬のように
広兼さんに向かってお行儀よく座ってみせました。


広兼さんがドッグフードを器に入れると
頭を突っ込み、黙々と食べる姿が確認されました。


コンちゃんは広兼さん夫婦が資料館を訪ねるのを待ちわびていたかのように
ときどき姿を見せるそうです。

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最近では昼寝をしたり、敷地内の庭石(?)に溜った水を飲んだりしています。

 

★広兼さん夫婦の、ミツマタ黒皮はぎ作業の様子が

4月29日(水)17時から、ひとまろビジョンさんで紹介されます。


是非ご覧ください!

美都の穴場食堂、発見。

灯台下暗し。


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その食堂は、美都総合支所の目と鼻の先。

レンガ造りの店構え、でも看板などは一切なく

教えてもらわなければ分からない。




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あるのは玄関口に控えめに掲げられた「春夏冬中」(秋が無い=商い中)のプレートのみ。

 

その店の名は食堂「武」。

 

扉を開けると

多分、否、間違いない。昔はカクジツにスナックであったであろう店内。

(その後の聞き取りで、スナックだったことが判明)

 

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12時を過ぎ、Tさんと店に入ると

すでに店内には数人の客が。

カウンター越しにママさんたちと会話を楽しみながら食事中。

皆さん、常連さんという雰囲気。

 

初入店だったため、今一つ勝手がわからない。

テレビが置かれた奥の一角に席を取る。

 

メニューはどこだ。

 

カウンターの端っこに座っていた女性が

「ここですよ」。と親切に教えてくださった。

 

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バインダーに無造作に挟み込まれたメニュー表を広げると

上から下までメニューがずらり。

 

どれにしようかな、と思っていたところに

ママさんがやってきて

「日替わり(武ランチ)でいいでしょ!」と一言。

「あっ、はい」「日替わりで…」

 

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カウンターの向こうに立つママさん2名。

どっちがナンバー1で、どっちが2なんだろう。

 

っと、そんなことを考えながら

久しぶりにテレビとご対面。そう、我が家にテレビは無い。

相変わらず、コロナ報道ばかり。

 

10分ぐらい経っただろうか。

日替わり定食が運ばれてきた。

 

「!」。

 

そのボリューム感に目が釘付け。

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オムレツの中は、ジャガイモの塊などいろんな具材がゴロゴロ。

わらびの酢漬けも絶品。

味噌汁の中の厚揚げにも味付けが施されていた。

繊細な切り方がされていたキャベツがみずみずしい。

聞けば、使う食材のほとんどが自家製野菜を朝採りしたものだとか。

不足する野菜は、あったか市(美都温泉隣接)で買い求めるという。

地産地消を心掛けているとのこと。

 

いくつかの小鉢は

それぞれに計算されているかのように細やかな味付けが施されている。

ごはんのおかわりができるらしいが、その必要がないくらいお腹を満たしてくれた。

 

ママさん二人は手を動かしながら、お客さんとの会話も実に滑らかだ。

とても「器用」なのだ。

 

聞けば、スナックだったこの場所に店を開いたのは平成28年3月28日。

とはいえ、食堂「武」の歴史は古い。

昭和47年11月、美都総合支所庁舎に隣接する形で
3階建てのコミュニティセンターが竣工したのに伴い
山根武志さんが奥さんの恵美子さんとその1階で店を始めた。


確認していないが、店名は武志さんの名前をとっているのだろう。

 

長年、地域住民の胃袋を満たしてきた「武」だったが
平成16年11月の市町村合併で市職員数も減り
だんだん利用者は少なくなり
追い打ちをかけるように平成20年1月に武志さんが死去。

 

そんな中にあっても恵美子さんは
「美都町都茂地区の唯一の食堂がなくなると地域が衰退してしまう」という思いから

現在の場所に移転し、義姉の滑子(かつこ)さんと二人三脚で店を切り盛りしている、というわけだ。

 

営業時間を確認すると、「(モヤモヤモヤ)…」。

それでも懲りずに確認したところ

「ランチ営業は11時30分からでお客様がいなくなると同時に閉店」。

「なんだけど…」

 

なんだけど、何?

 

「8時頃から店を開けていて、珈琲を飲みに来るお客さんもいるし、午後も店にいるとお客さんが入ってきて…(対応するそうです)」

 

改めてメニューについて。

メニュー表はあるけれど、現実的には日替わり定食に集約されていて

メニュー表に書かれているメニューを日替わり定食に織り込んでいる感じ。といったほうが適切かもしれない。

 

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例を挙げると、オムライスや焼き飯など
一品メニューが日替わり定食の一品として織り込まれ、そこに数品つく
といえば伝わるだろうか。

時に、うどんとごはんと小鉢数品。といった具体に
「炭水化物の日」(某職場で、そう命名されていた)があるそうな。

 

一言でいうと、臨機応変な食堂なのだ。
って言ってもいいのかな?

 

土日祝は休み。

だが、予約があれば対応するし、場所貸しもする。

弁当の対応も毎日できるそうだ。

 

冷凍食品など(たぶん)一切使わず
手作り率100%(と思われる)定食。
しかも一品一品手が加えられている。
で、料金は税込600円とあって文句なし。

 

飾らないオープンキャラのママさんたち。

食事とママさんに会いに一度は訪ねてみては。

多分初対面でもすぐに打ち解けることができるはず、否、きっと。
間違いない。

 

●食堂「武」

美都町都茂1803-3

0856-52-2841

美都でお仕事をさせていただくようになって

20日が過ぎました。

 

片道の通勤時間が

匹見数分に対し、美都は40分。

この違いは大きい。

前日からしっかりとした時間管理が必要。

ちょっとずつですが、慣れてきたところです。

 

さて

新型コロナウイルスの影響で

美都でも多くの施設が休業となっています。

 

 

そんな中

美都の台所ともいうべき

    あったか市さん

    ラーバンさん

は営業されています。

最近知ったのですが
食料品が買えるお店の数は
美都より匹見が多いということ。
人口では美都が随分多いのですが
美都は上記2店に対して、匹見は5店。

これは
おそらく美都が益田に近いことが
理由に挙げられるのだと思います。


では早速2店の 

最新情報を写真でお伝えしますね。

 

●あったか市さん
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美都といえば、いちご。

1パック購入し、2食で食べきってしまうおいしさでした。

 

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道川のすずしろさんの商品発見!

 

 

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あっ、三村弥生さんの桜花漬けも!

 

 

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宮川純平さんの根わさびも販売されていました。

 

 

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営業時間8時~18時(5月6日まで)

 

 

 

 

●ラーバンさん

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美都総合支所ちかくにあるラーバンさん。

いわゆるスーパーマーケットで

野菜やお肉、鮮魚、日用品など幅広く扱っていらっしゃいます。

 

 

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大好きなお祖母ちゃんが使っていた

マダムジュジュを発見!

 

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汚れがよく落ちると噂の、ウタマロ石鹸がこんなところに。

 

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4種類の特売日があるようです。

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野菜や果物の出荷も募集されていますよ!

 

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当面の営業時間は↑こちらです。

 

今週から、旧・美濃郡時代(=合併前)の地図をたよりに

美都町の、道という道を巡っていこうという企てを始めました。

 

これまでは

国道191号を通過するぐらいだったので

出向いたことがないところがたくさんあります。

 

で、手始めに

今日のランチタイムにお邪魔させていただいたのは

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以前から気になっていた「
Dog Run遊さん」。

 

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国道19号沿いの、ローソン・ポプラさんに隣接する

白い建物です。

この3月で開店1周年を迎えられたばかりのお店です。

 

その名が示す通り、犬が主役の拠点で

開放的なドッグラン、トリミングや日中預かり、宿泊も対応され

愛犬が屋外でのびのびと遊んでいる間

飼い主の方は、カフェでのんびりくつろげるとあって

犬を飼っていらっしゃるご家族にとって、絶好の場所なのです。

 

ホームページに

「ワンちゃんを連れていない方のご利用も大歓迎です」と書いてあってので

事前確認の上、立ち寄ったというわけです。

 

 

店内に入ると

足が長くてスリムなワンちゃんがお出迎えしてくれました。

犬好きがわかるのか

とってもなついてくれて、でもおとなしくて賢いワンちゃんでした。

 

国道191号に面している

テーブルに腰を下ろし、ほっとひといき。

 

日替わりもあったのですが

当店おすすめが、一から手作りの「グリーンカレー」とあって

迷わず注文。

 

「辛いのは大丈夫ですか?」という

お心配りをいただいたのですが

ワタシの舌に、この辛さは、絶妙なアクセント。

 

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豆乳ベースの

まろやかで、ほどよいコクの残るスープな味わいに

素直に「美味しい」という言葉が、思わず口から出ました。

 

新型コロナウイルスの影響で

外出を控えておられる方も多いと思いますが

こちらのグリーンカレーは

テイクアウトも可能です。

 

写真は、ランチメニューで1320円ですが

テイクアウトは、グリーンカレーとごはんのみで750円(器代含む)です。

 

ランチタイムの11時から14時までの間にお越しになれば

ご対応してくださいます。

万が一、来店可能時間が14時以降になる場合は

事前に電話予約すれば大丈夫です。

 

是非一度、味わってくださいね。

 

 

それとこちらのお店の

ヒットアイテムは

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洗って使える、手作りマスクです。

インスタでも人気を集め、このマスクを買いに立ち寄られる方も

多いとか。

 

大中小と3サイズあって、布の種類も8種類前後。

裏表で布地が違っていて、気になるゴムもストッキング素材?のような

伸びが良く柔らかいものを使用されているので

耳が痛くなりにくいと思います。

 

 

断捨離アンの私ですが

思わず1個購入。

封を開けてみたところ、アロマオイルが付けられているのか

鼻腔から入る芳香に心が和みました。

細やかなお心遣いを感じました。

 

洗濯し、干した後は

アイロンかけをすると菌も殺せるので

いいそうです。

 

 

女子力の足りないワタシに

有難い情報でした。

 

 

Dog Run遊さん

https://dogrunyuu.jimdofree.com/

 

益田市美都町仙道670-1

ランチ:11時~14時

カフェ:10時~16時

定休:水曜

 

お問合せ電話:0856-52-3033

予約専用電話:050-5263-4525

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匹見から美都へ車で移動していると
国道191号沿いの美都温泉入口に

「柴犬の里」とある。


犬好き、とくに柴犬好きの私は
以前から気になっていたフレーズ。

★道の駅サンエイト美都には
石号のコーナーが。

充実した品揃え。

トートバッグが気になる。
断捨離アンだが
手持ちの持ち物が多い私は
バックインバックの他に
ポケットがたくさんついているかばんを持ち歩いている。

これとは別に
美都アイテムとして
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白地に石号がプリントされたトートバッグを
新年度の自分へのご褒美(ではなく相棒)として購入しました。

中学時代の同級生からは
「いし」とあだ名がついていたので
とっても親近感が沸いてます♡


石号の関連アイテムは
道の駅サンエイト美都だけでなくて
美都温泉に併設されている
お食事処「ゆずのき」にも。

美都支所ならびに二川公民館の
職員さんからお声がけいただき
ランチへ。

個人的にはこちらの
HAJIME定食(オリジナルから揚げがうまい)を
いつも食べているのですが

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今回は
石号の里定食を注文。


正当な柴犬の源流犬で
「不滅な種雄」として語り継がれている「アカ」号。

そのお父さんが「石」号
お母さんが「コロ」号

この「石」号と「コロ」号を
想定した猪肉使用のコロッケが2個。

そして
石号が猟犬だったことから
猪肉の特製角煮がついてました!

もともと猟犬なので頑丈だったであろう上に
多くの日本犬の中から奇跡的に(←勉強します)ルーツになった

ことから
「強運の犬」という冠が石号には付いているようです。

新型コロナウイルスの影響で
残念ながら
ゆずのきさんは
美都温泉湯元館とともに
本日4月13日から26日まで休業となります。

再開した暁には
皆様食べにきてくださいねー!

新型コロナウィルス感染拡大防止のため

美都温泉「お食事処ゆずのき」は 

4月13日(月)から4月26日(日)まで休業となります。

 

★美都温泉に隣接する農産物直売所「あったか市」は

営業時間を変更して、期間中も営業します。

※営業時間:8時00分~18時00分


ご理解の程、お願い申し上げます。

こちら→ 

匹見も広いが、美都も広い。
今週も公民館を中心にあいさつ回りを
させていただいております。

午後時間ができたので
匹見町出身のSさんにお願いして
02ゆず畑
美都町内のゆず畑を中心に行脚しました。

ゆずと桜
途中あちこちで
はらはらと舞う桜と出合いました。

一口に柚子といえど
管理されている方によって
ゆず畑
植わっている立地や木と木との間隔
01ゆず畑
枝などの管理の仕方が少しずつ違うんだな、と感じました。

そして
美都概要
美都中心部を見下ろす地域や

牛
三瓶山の高原を想起させるような地域と

美都も地域によって
まったく違う景色が広がっていて
初めて足を踏み入れる身としては
とても新鮮でした。

また
会う方、会う方
とても親切に接して下さり
有難かったです。

明日も美都を回ります。
どんな出合い、出会いが待っているのやら。
楽しみです。

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