9月27日、美都町の高齢者サロン「山本お楽しみ会」の会場である「但馬屋」で、オカリナを奏でるデュオ「たんぽぽ」をお招きし、ミニコンサートが開催されました。
春に続いて、今回で二度目のご縁となるこのコンサート。
「バラが咲いた」「紅葉」「太陽がいっぱい」「高原列車」など、花と秋をテーマにした心にしみるメロディが、やわらかな風のように会場を包みました。
優しいオカリナの音色に耳を傾けながら、参加者は、時に口ずさみ、時に手をたたき、ゆったりとした時間が流れました。オカリナ特有の穏やかな音色が、心の奥底まで染みわたり、忙しい日常を忘れさせてくれるような、まさに「心安らぐひととき」でした。
コンサートの後には、サロン代表の小川美知子さん手作りのケーキと、香り高い珈琲が振る舞われました。温もり溢れるケーキの甘さが、皆さんの笑顔をさらに引き立て、心からのリラックスを感じさせる時間となりました。
デュオ名の「たんぽぽ」には、
大地にしっかりと根を張り、見る者の心を明るく照らしてくれる「たんぽぽ」のように、人々に元気を届けたいという想いが込められています。その音の種は、どこまでも広がり、やさしい花を咲かせていくことでしょう。
そして、10月19日には益田公民館にて行われる文化祭でも、再び「たんぽぽ」のオカリナが披露される予定です。音楽がもたらす豊かな時間が、参加者の心に響きますように。
本当に、豊かで美しいひとときをありがとうございました。